示談と示談金の性質


現代は車社会と呼ばれるほど、車に依存しています。車は仕事やレジャー、日々の生活になくてはならないものですが、その一方で、交通事故も大きな問題となっています。この交通事故ですが、加害者と被害者との交渉がもつれ、その結果、調停や裁判にまでもつれるといったことはほとんどありません。実際は、両者による話し合い、つまり示談による解決となるのです。

この示談ですが、要するに示談金で和解するということになります。この示談金ですが、よく勘違いされるのが慰謝料は別に支払われると思われていることです。実は、示談金とは損害賠償や慰謝料などを含めたものなのです。

交通事故を起こすと、加害者は3つの責任を負うことになります。1つめは刑事責任です。人身事故などで、刑事罰を受けるということがこれに当たります。2つめは、行政責任です。これは、免許の減点や停止、取り消しといった処分のことです。そして3つめに負う責任として、民事責任となるのです。これが、慰謝料や損害賠償金といった金銭面での責任となり、示談金はもちろんこれに該当するものなのです。このように、示談は加害者と被害者との交渉により、金銭で解決するもので、ほとんどの事故はこの示談で和解しているのです。